平成27年10月4週号(特集号)
旬の果実 (加工品・生産品プレゼント)
「柿は時期があるが、『次郎柿ワイン』は一年中販売されている。次郎柿という名前を知ってもらい生柿が食べてみたいと思ってもらえたらうれしいです」と話すのはJA豊橋柿部会部会長鈴木幹尚さん(57)。
鈴木さんは豊橋市で柿200㌃を栽培し、そのうち半分が次郎柿だ。「次郎柿は歯応えがあり、シャキシャキした食感だが、柔らかい方が好きな人は少し置いてからでもおいしく食べられ、自分の好きな食感で楽しめます」と話す。
ワインは地域の農家が愛情込めて育てた次郎柿2トン半から6千本が委託生産されている。試飲した人は、「口当たりが良くてアルコールの苦手な私でもおいしく飲めました」と飲みやすかったという。JA豊橋「フルーツショップゆめ彩館」やAコープなどで販売されている。
昨年は、次郎柿が豊橋市石巻地区で結実して100周年を迎えたが、他県ではまだまだ次郎柿を知らない人もいるので、仲間や市場の担当者とどうしたら知ってもらえるかを常に検討している。
「高品質で栽培することはもちろん、それを多くの人に届けられるように頑張っていきたいです」と鈴木さんは話してくれた。(渡辺)
「ネットワーク東海」ご愛読者の皆さんに、紙面で紹介した「旬の果実」加工品・生産品をプレゼント。
応募方法等、詳しくは農業共済新聞10月4週号をご覧ください。