農業経営の安定を届ける農業共済

平成29年4月2週号

おいしいブルーベリー作りに意欲
利用者の笑顔のために


田原市に観光農園をオープン 
加藤弘一さん

ブルーベリーと加藤さん


 「一粒一粒の味で人々を笑顔にしたい」と話すのは、今年5月に田原市中山町でオープンするブルーベリーつみ取り園「IRAGOブルーベリー」の代表を務める加藤弘一さん(54)。ガラス温室と露地約55㌃の敷地で約70品種ものブルーベリーを栽培し、営業期間中(5月上旬~8月中旬)は常時10種類以上の食べ比べができる。

 以前は花を栽培していたという加藤さん。ブルーベリー栽培を始めたきっかけについて「家族で行ったケーキ屋で食べたブルーベリーのケーキに感動したことです」と話す。


ブルーベリー

 今までに経験のない事を一から始め、今に至るまでには様々な苦労があったという。「ブルーベリーの木は、その土地の気候などの条件によって育ち方が全然違います。まずは自分のハウスの中でどう育つかを見極めることが重要です」と加藤さん。「花の生育スパンとは違い、木は年々大きく育つため、去年とは違った管理が必要になることに気をつけています」と話す。

 毎日試行錯誤しながらの取り組みの中で、今後の目標について「実際に目の前で食べたお客さんに美味しいと笑顔になってもらい、たくさんの笑顔を見るために、より高度な栽培技術を学ぶことです」と力強く話してくれた。(尾崎)

▽問い合わせ先=IRAGOブルーベリー(☎090-5867-8630)
▽ホームページ=IRAGOブルーベリー(http://blueberry.aichi.jp/)