農業経営の安定を届ける農業共済

平成28年10月4週号

知多牛をブランドを広めたい
-知多牛肉牛部会- 半田市 榊原守男さん


「一頭一頭にあわせた管理が大切」と話す榊原さん


 「知多牛ブランドをもっと広めたいです」と話すのは、知多牛肉牛部会会長の榊原守男さん(55)。
榊原さんは半田市で乳・肉複合経営に取り組み、計400頭を飼育している。知多牛を育てている農家37軒で構成される知多牛肉牛部会に所属し、同会が昨年開催した第11回知多牛枝肉共励会で最優秀賞を受賞した。「知多牛は赤身がおいしいのが特徴。たくさん食べてもくどくないですよ。」と知多牛を紹介してくれた。


 夏の分娩を楽にできるように、ホルスタインに比べ小型の和牛を種付けさせていたのが、知多牛を出荷するようになったきっかけだ。過去の知多牛枝肉共励会でも何度か受賞経験があり、知多牛の肉質向上に努める榊原さん。「肉牛の血統や、飼育管理などを一頭一頭にあわせて管理するのが大切」と細やかな観察が肥育にとても大切だと話す。


赤身のおいしさが特徴という   知多牛

 11月13日には半田市の産業まつりで知多牛の無料試食を行う予定。「生産者から知多牛ブランドの売り込みをしていきたい。」とさらなる知多牛のブランド力向上に向けて情報を発信している。
(井上)

▽知多牛肉牛部会の知多牛は「黒牛の里」で直売中。
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知多牛の溶岩焼・焼肉「黒牛の里」