農業経営の安定を届ける農業共済

水稲の収穫時期になりました!

こんにちは、農産果樹課です!

8月になりました!
40℃に近い日が多くなってきて人間にとっても作物にとっても非常につらい時期ですね。
ここまで暑くなってしまうと、水稲に高温障害が発生している可能性があります。
そこで今回は、水稲の高温障害について説明していきます。

1.高温障害とは?

水稲の生育期の登熟期において高温により米の品質が低下することをいいます。
品質低下により米の等級が下がり、
食味だけでなく価格にも影響が出てしまうので非常に悩ましい障害です。
品質低下の主な原因としては、
「白未熟粒の発生」、「千粒重の低下」、「胴割粒の発生」などがあります。

2.高温障害の対策方法

・適正な水管理(可能であればかけ流し)を行い、圃場内水温及び地温を下げることにより
 「白未熟粒の発生」や「胴割粒の発生」を低減する。
・登熟初期が高温にならない作期や晩生品種の導入を検討し高温障害を回避する。
・高温により登熟期が短くなっており、刈り遅れてしまうと「胴割粒」が増加してしまうため、
 収穫適期を逃さないよう注意を払う。

3.必ず収穫開始前までに被害申告をお願いします。

8月に入り愛知県内で35℃越えの日が多くなってきています。
そのため、収穫時期の近い「コシヒカリ」等に高温障害が発生している可能性があります。
被害確認前に収穫をされてしまいますと、被害算定をすることができません。
今一度、籾の状態を確認してください。

詳しくは、添付チラシをご参照ください。


最後に収穫直前の水稲と、長雨により播種が遅れてしまいましたが、
この暑さにも負けずに頑張って成長している大豆の様子をお届けしたいと思います!
以上、農産果樹課がお届けしました。