農業経営の安定を届ける農業共済

こんにちは、事業部農産果樹課です!

7月になりました!
30℃越えの日も多くなってきて今年も夏が来たって感じがします。
この暑さの中でも水稲は順調に成長しているようです。
しかし、中にはジャンボタニシやカメなどの食害等、様々な被害が出てくるころです。
そこで今回は、被害申告の仕方について説明していきます。

被害申告をされるうえで、大切なポイントを下記3点にまとめました。

1.被害内容の確認をお願いします。

ほ場を見回り、作柄を把握してください。
農作物共済は、自然災害に対応する保険となっているため、
薬害などの人為的な被害は対象外となります。
外見上では判断できない被害もありますので、収穫前に一度籾の状況などを確認し、
被害が想定される場合は被害申告をお願いします。

2.加入方式を確認の上、被害申告をお願いします。

選択された主な加入方式での被害申告目安 
地域インデックス方式
  ⇒ 市町村単位で大規模な被害が発生した場合。
    *一筆半損特約ありの場合は、個別の耕地で5割以上の被害が発生した場合。
一筆方式(7割補償)
  ⇒ 個別の耕地で3割以上の被害が発生した場合。
    *被害割合の判断が難しい場合は、被害申告をお願いします。

3.必ず収穫開始前までに被害申告をお願いします。

被害確認前に収穫をされてしまいますと、

被害算定をすることができません。

被害が発生したらお近くの支所等までご申告をお願いします。

< 過去被害参考写真 >


ジャンボタニシによる食害


風水害による穂発芽(拡大図、ほ場全景)

 
 
 
例年、弥富市では8月上中旬ごろより「あきたこまち」から順にお米の出荷が始まります。
伊勢湾台風により甚大な被害が発生したため、台風の来る前に収穫を終えるよう
「あきたこまち」や「コシヒカリ」など、特早品種を積極的に栽培されているようです。
あと一月もすれば新米が食べられると思うとわくわくしてきますね。
                        以上、農産果樹課がお届けしました。
                                    また次回!