農業経営の安定を届ける農業共済

「農福連携事業」について取材をしました

こんにちは、西三河支所です。
農業共済新聞の記事を書くにあたり、高浜市向山町の「授産所高浜安立」で取り組んでいる「農福連携」について取材をさせていただきました。

【農福連携とは?ʕ •ᴥ• ʔ】
農業分野と福祉分野が連携することで、農業者に農作業を通して障がいのある方などが活躍できる場を提供してもらい、農業者は働き手を獲得できる、という取り組みです。

【どのような作業をしたの?ʕ •ᴥ• ʔ】
授産所高浜安立では今年から、落花生生産者2名と契約を交わし、通常の1.5倍の大きさがあるジャンボ落花生の栽培を施設の利用者4人がお手伝いをされていました。
7月末から10月末まで週1~2回程度作業を行い、具体的な内容は草取りや間引き作業、収穫等で猛暑の中黙々と頑張りました!
就労支援員の杉浦さんは、「農家さんから利用者さんが一生懸命に取り組んでくれる、との声もあり、障がいのある人のことを理解して、温かく受け入れてくれることに大変感謝しています」と話していました。また「草取りや収穫作業等、人手が必要な時に施設の利用者さんが来てくれると助かる」とのお声もあったそうです。

【今後の農福連携の予定は?ʕ •ᴥ• ʔ】
 今年契約を交わしていただいた落花生生産者さんからは来年も引き継ぎお願いしたいと言われています。
また授産所高浜安立では、「過去にお手伝いさせてもらったチンゲンサイや、今回の落花生の栽培のほかにも農業への取り組みを増やしたい」と、市と協力して作ったチラシをJA支店に張り出し、受け入れてくれる農業者を募集中です。農福連携で農家さんのところで働く場合、作業中はサポートの支援員が見守るとのこと。


少しでも興味がある方、農業分野と福祉分野の架け橋になってみませんか?
取材内容の詳細は12/6発行の農業共済新聞をご覧ください!
農業共済新聞は毎週水曜日発行。年間購読料は5,520円です。(料金前納)
愛知県農業共済組合職員一同も、農家さんと保険制度の架け橋となれるよう邁進してまいります。


支援員の杉浦さんと利用者4名


農家さんと利用者さん4名