農業経営の安定を届ける農業共済

令和元年7月2週号

甘くて鮮度高いトウモロコシ
収穫後即日販売・発送で提供
田原市 渡会 崇さん


「取れたての味を知ってもらいたい」と渡会さん

 「収穫したばかりのトウモロコシは、本当に甘くておいしいです」と話すのは、田原市中山町でトウモロコシ270㌃とキャベツ550㌃を栽培する渡会崇さん(49)。新鮮なトウモロコシを消費者へ届けるため、市場出荷だけでなく、直接販売やインターネットを利用した注文販売を行っている。
 渡会さんは「トウモロコシの本当の甘さやおいしさをまだ知らない人が多くいるのではないか」と考え、新鮮なものを消費者へ届けるため、直接販売や注文販売を始めた。
 


耕うん機で畑を耕す渡会さん

 トウモロコシは収穫後、鮮度や糖度が落ちるのが早いといわれているため、早朝に収穫したものを即日販売、即日発送し、鮮度の確保に努めている。以前、トウモロコシをあまり食べないという人に、取れたてを食べてもらったところ、「こんなにおいしいものを食べたのは初めてだ」と何本も食べてくれたことがあったという。

 「収穫期は毎日朝早くから作業が始まり、とても忙しいですが、やっただけのことが返ってくるのでやりがいがあります」と渡会さん。今後の目標は「味や鮮度にこだわった栽培を続けて、消費者にもっとおいしいトウモロコシを届け続けたいです」と話している。(松浦)