農業経営の安定を届ける農業共済

平成29年11月2週号

町内六つの蔵の味噌とたまり醤油を販売
特産をもっと知ってほしい 武豊町・まちの駅 味の蔵たけとよ


特産のたまり醤油を手に齋田さん

 
 「武豊町特産の味噌とたまりを多くの人に知ってもらいたい」と話すのは、武豊町忠白田で「まちの駅 味の蔵たけとよ」の施設長を務める齋田守さん(62)。

 味の蔵たけとよは、平成28年4月にオープンした。武豊町が所有する施設で、町から委託を受けて商工会が運営している。隣接する地域交流センターには商工会の事務所もあり、多目的広場も併設され、商業施設だけでなく公共の施設としての側面も持つ。


地場野菜も販売する

 店内には野菜や果物、米や地酒などの知多半島産の農産物や特産品が数多く並ぶ。その中でも特に目を引くのが、武豊町の特産品の味噌とたまり醤油だ。

 同町は古くから醸造業が発達し、町内には現在、六つの蔵がある。六つの蔵すべての商品を揃えているのは味の蔵たけとよだけだという。


たまり醤油・みそなどの醸造品コーナ

 味噌とたまり醤油の主原料の大豆は現在、町産の収穫量ではまかないきれていないが、「将来的には武豊町産の大豆のみを使った味噌とたまりをプロデュースし、ここで販売したい」と齋田さん。

 また、「この施設を農産物の直売所として消費者に新鮮で安心な農産物をアピールする場にできれば、若い世代の農業への関心が高まるきっかけづくりにもなるのではと考えている」と話してくれた。
(日比)


たまり醤油・みそなどの醸造品コーナ



▽問い合わせ=まちの駅 味の蔵たけとよ(℡0569・73・6002)