農業経営の安定を届ける農業共済

南海トラフ地震はいつ起きる?

半田出張所です。
11月5日は「津波防災の日」です。
皆様は南海トラフ地震に対する備えはできていますか?

南海トラフ地震とは、おもに西日本の南側の海域で発生する
地震のことで、周期的に繰り返し発生しています。
最大でマグニチュード9クラスが発生する可能性があり、
東日本大震災を超える被害が想定されています。

政府が発表した、30年以内に南海トラフ地震が発生する確率は、
2018年時点で70%-80%程度となっています。
過去の南海トラフ地震の発生間隔はおおむね100~150年となっており、
近年では1854年に安政東海地震、1944年には昭和東南海地震が発生しています。


昭和東南海地震が76年前と考えると、まだもう少し猶予があるように感じますが、駿河湾周辺を震源地とする東海地震は、1854年の安政東海地震の発生から現在まで160年以上大規模地震が発生しておらず、周辺地域の地殻のひずみの蓄積が確認されています。

いつ巨大地震が起きてもおかしくない状況です。
今一度ご家族や近隣にお住まいの方と、緊急避難場所や家屋、家具の耐震対策など、
巨大地震に対する備えについて話し合いましょう。

農業共済組合では、自然災害に備えた建物共済や園芸施設共済への
加入をおすすめしています。収入保険制度でも被災による減収は
補てん対象となりますので、ぜひご検討ください。

参照:国土交通省 気象庁 南海トラフ地震について
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/index.html