愛知県農業共済組合

農業経営の安定を届ける農業共済

家畜共済

乳用牛・肉用牛・馬及び種豚が死亡廃用、疾病及び傷害の場合、また、牛の胎児及び肉豚が死亡した場合には共済金が支払われます。
人間に例えれば、生命保険と健康保険の機能を併せ持つ制度です。
また、農業共済の獣医師が、常に家畜の治療や飼養管理の指導に努めています。


家畜共済の種類


乳用成牛、成乳牛、育成乳牛、乳用子牛等、肥育用成牛、肥育用子牛、その他の肉用成牛、その他の肉用子牛等、乳用種種雄牛、肉用種種雄牛、種雄馬、一般馬、種豚、一般肉豚、特定肉豚の15種類です。

対象となる事故

死廃事故
  • 加入家畜が死亡したとき。
  • 獣医師から診療を受け、1~2日で死亡すると診断されたとき。
  • 病気で、獣医師から治らないといわれたとき。
  • 行方不明(盗難を含む)となり、30日以上生死不明のとき、谷や井戸に落ち、救えないとき。
  • 乳牛の雌、種雄牛または種雄馬が繁殖能力を失ったとき。
  • 乳牛の雌が泌乳期に泌乳能力を失ったとき。
  • 牛の奇形の子牛が生まれたとき。
病傷事故
  • 肉豚を除き加入家畜が病気やけがをしたとき。

家畜共済への加入と対象家畜

有資格家畜を主として飼育している農家は、家畜共済に加入する資格があります。加入する場合は、住所所在地のNOSAI支所等に申し込む必要があります。
その際、家畜の種類ごとに全頭加入いただくこととなっております(これを「包括共済」という)。

種雄牛、種雄馬は1頭ごとに加入することができます(「個別共済」という)。

原則として、出生後の牛および授精等の後240日以上の胎児。
原則として、出生の年の末日を経過したもの。
種豚出生後第5カ月の月の末日を経過したもの。
肉豚出生後20日の日(その日に離乳していないときは、離乳した日)から出生後第8カ月の末日までのもの。
なお、特定包括共済については、出生後第20日の日(その日に離乳していないときは、離乳した日)を経過したもの。

共済掛金期間

共済掛金を払い込んだ翌日から、1年間です。ただし、肉豚共済における飼養区分ごとの引受けについては、出生後20日(または離乳した日)から、出生後第8カ月の末日までです。

共済金額

共済価額(対象家畜の種類ごとの評価額の合計)の20%(肉豚は40%)から80%の範囲で選択して加入できます。

共済掛金の算定方法

共済掛金の額=共済金額×共済掛金率 により算出されます。

共済掛金率は原則過去3年間の事故率をもとに算出され、一般に3年ごとに見直されます。
国が負担する共済掛金は、乳牛、肥育牛、繁殖肉用牛、馬は50%、種豚、肉豚は40%です(ただし、共済掛金の国庫負担対象となる共済金額には限度が設けられています)。

損害発生の通知と損害評価

共済事故が発生したとき、および共済金の支払いを受けるべき損害があると認められるときは、遅滞なくNOSAI支所等に通知する必要があります。

[損害評価]
◎死亡事故:組合の職員が現地で確認します。
◎廃用事故:組合獣医職員が立ち会い確認します。
◎病傷事故:獣医職員による審査。

共済金の支払い

死廃事故

支払限度額の範囲内で次により算出されます(火災や伝染病、気象上の原因による死廃事故には、支払限度は適用されません)。
また、当該農家の過去の被害率が、大臣が定める適用除外基準率を超えない場合等一定の要件を満たせば、その適用が除外されます。

共済金=損害額(※)×(共済金額/共済価額)
(※)損害額=事故家畜の価額-(肉皮等残存物価額または廃用家畜の評価額+補償金等)
 
死廃共済金支払限度額=共済金額×死廃共済金支払限度率

なお、死廃共済金支払限度率は、地域別、包括共済対象家畜の種類別に過去3年間の被害率を基礎に、農林水産大臣が定め、3年ごとに改正されます。

病傷事故

対象家畜ごとに定められた病傷給付限度額の範囲内で、診療に要した費用(初診料は除く)を給付します。