農業経営の安定を届ける農業共済

平成30年7月2週号

ミニ・フルーツトマトを多品種 個性豊かな味を提供
碧南市 長田農園 長田昌利さん


ハウス内でトマトを確認する長田さん

 「自分たちの作っているトマトをもっと多くの人に知ってもらいたい」と笑顔で話すのは、碧南市でトマトを栽培する長田農園の長田昌利さん(40)。ハウス約49㌃でミニトマトを9品種、フルーツトマトを3品種と多品種の栽培に取り組む。

 その理由について、「作り手として新しい品種の栽培に挑戦することの楽しみもあるが、それ以上に珍しいトマトを食べたお客さんが喜んでくれることがうれしくてやめられない。また、新しいことに挑戦しようという気になる」と話す。現在でも毎年3~4品種のトマトを新しく試しており、今後もチャレンジを続けていく姿勢だ。


直売所にて、商品を手に長田さん

 また、ハウスには直売所が併設されており、良いものを作るだけでなく、宣伝・販売の面にも力を入れる。時には長田さん自身が店頭に立ち、消費者の生の声を聞き取ることにも余念がない。

 直売所では取れたてのトマトの他、トマトを原料に使ったジュースや麺つゆ、ポン酢などを販売。トウモロコシやニンジンなど季節の野菜が店頭に並ぶこともある。「トマトを通じてハッピーを届けたいという思いで、みんな頑張っている。気軽に遊びに来て、長田農園のファンになってもらえたらうれしい」と話す。


元気玉フルーツトマト

 長田農園のトマトは碧南市のふるさと応援寄付金(ふるさと納税)の謝礼品にもなっており、「今後もいろいろな機会を通して自分たちの作るトマトを売り込んで行きたい」と意気込む。(塚本)

 長田農園℡:0566-(48)-1039
 ホームページ:http://tomatodehappy.com/