農業経営の安定を届ける農業共済

平成30年5月4週号

農福連携を展開 障がい者に働く場を提供
弥富氏 風の子スクエア 池山優希さん


畑の前で池山さん㊧とスタッフの平野紗和子さん(34)

障がい者の就労場所を農業で確保し、土や野菜に触れることで癒やしも与える「農福連携」――。弥富市鎌倉町にあるカフェ「風の子スクエア」では、この考えを取り入れた活動を展開している。

 「畑の芋を収穫する時は、ちょっとしたイベントともいえるかもしれないです」とスタッフの池山優希さん(24)。風の子スクエアはスタッフ約20人で運営しており、障がい者支援事業として、うち10人は障がい者で構成されている。モーニングやランチで使われている野菜は、カフェに併設した畑で収穫されたものが中心だ。畑の管理は農業に詳しいスタッフを中心に全員で行う。カフェに畑を併設することで、無理なく作物の管理がしやすい。また、収穫したての季節の野菜を提供できるのもカフェと畑の距離が近いからこそだ。


週替わりのランチ

「農薬を使わない野菜やアレルギーに配慮したメニューを基本に安全・安心な料理を提供しています。ティータイムの休憩にもぜひご来店ください」と池山さんは話している。

【店舗情報】
 風の子スクエア
 ℡:0567-(55)-8168
 開店時間:午前8時30分~午後4時30分
 (定休日:日曜日)
 ホームページ                http://kazenoko.club/office/square/