農業経営の安定を届ける農業共済

平成28年11月4週号

「あいち知多牛」や「知多豚」提供
-地場産の魅力をPR- 半田市 焼き肉店「金三」(きんぞう)


「金三」の入り口に立つ中村さん


 「地元愛知産の食材の良さをみんなに知ってもらいたい」と話す、中村正典さん(47)は、半田市で焼き肉店「金三」を経営している。


提供している「あいち知多牛」

 店では、地元の知多半島産のブランド牛「あいち知多牛」や「知多豚」を提供している。
 中村さんは、地産地消を基本とした品揃えを心掛けており、地元生産農家との交流が深い。「仕入れ先の農家さんと、お客さまの声や仕入れた肉の感想についての情報交換を大切にしています」と話す。


提供している「あいち知多牛」

 中村さんは食肉センターで食肉加工業にも従事しており、日頃の業務で鍛えた目利きを生かし、その日の肉の良い部位を見極めて仕入れ、最適なカット・味付けをしている。定番部位だけでなく、一般にはなじみは薄いが美味な希少部位も提供している。ランチでは、ビーフシチューを中心としたメニューも人気。さまざまなアプローチで地元食材の魅力を紹介している。

 「店で使用している野菜も、種類は限られているが、地元のものを仕入れている。ゆくゆくは、鶏肉も含め、仕入れを全て地元産のものにして、もっと地産地消に取り組んでいきたい」と中村さんは熱く語ってくれた。(長谷川)

(問い合わせ先)
「金三」=(☎0569-32-9949)